楽器豆知識クラリネット編
こんにちは。
今週お届けしている楽器豆知識シリーズ!
第3弾のテーマは【クラリネット】
軽快な音色から神秘的な深い音色まで豊かな表情を出せるのが魅力の楽器。
音域も4オクターブと全管楽器中最も広いんです!!
今日は「クラリネットのしくみと材質」についてご紹介します☆
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クラリネットは、リング・キイ・レバーが様々に連動し合っており、1本のクラリネットに約100のキイ・パーツが組みつけられています。
ところで、クラリネットの管体黒い部分の素材は何かご存知ですか…??
では、ここでクエスチョン!!
Q.
クラリネットの管体素材は主に何が使われているでしょう???
・・・・・・・・?????
Thinking…
・・・・・・・?????
A.
答えは「グラナディラ」
こちらが「グラナディラ」↑
グラナディラはとても硬い木で比重は1.2~1.3。水に沈みます!!
あまりの硬さのために金属を削る時と同じ方法を使います。
見た目は軽そうですが、なんと長さ数十センチの幹だけでも30kg以上!!
アフリカのタンザニアやモザンビーク辺りのサバンナに生え、80年から100年経たないと枝が楽器を作れる太さにはならないそうです…。
楽器ほのか、アフリカの民芸品やボールペンにも使われています。
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そして、クラリネットと言えば子どものころにうたった「あの」歌を思い出す方も多いのではないでしょうか。
「パパからもらったクラリネットの音が出なくなっちゃった!!」で、たいへん有名な
「クラリネットこわししちゃった♪」
では、ここで第2問!!
Q.
「クラリネットこわしちゃった」は、どこの国の曲でしょう…?
・・・・・・・・?????
Thinking…
・・・・・・・?????
A.
答えはフランス。
フランス民謡を日本語に訳したものです。
クラリネットを愛する国、フランスらしい歌詞です。
ちなみに、おなじみの「♪オーパッキャマラード」の部分は発音がおもしろくて訳者がそのまま残したそうです。
実際は、「Au pas camarade」と書いて「友よ、さあ行こう」という意味のようです。
ちなみに、「整列ーっ!」の掛け声にも使われる言葉なので、音が元に戻るようにお願いしているのかもしれませんね。
クラリネット奏者がこの曲を演奏する時には、わざとこわれたような音を出して楽しんでいる方も多いそうです。
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盛りだくさんでお届けした「クラリネット編」ですが、最後に札幌センター講師、矢原美帆子先生のメッセージをお届けします☆
趣味で楽しみたい方や、もっとうまくなりたい!という方など、生徒さんの目的に合わせてレッスン致します。
また、発表会やクラスコンサートでは、生徒さん達でのアンサンブル演奏をするなど、楽しい企画もしています。
分かりやすく丁寧な説明を心がけてレッスンしていますので、お気軽に体験にいらして下さい。
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お待ちしております♪