中古ピアノって
こんにちは
最近腕時計を修理(オーバーホール)に出したら、調子が良くなり、ご機嫌の岡田です
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、時計って本当に細かい歯車や部品が駆動していて、
一つ一つの汚れを取るだけでも全く動きが変わるものなんですねー
ではでは、ピアノはどうでしょうか??
ピアノは大きい箱から鍵盤が出ている様な印象ですが、実はなにもしなくても汚れが溜まって来てしまうのです
たとえばコチラ↓↓これはピアノのどの部分だと思いますか?
①弦が張ってある部分
②鍵盤の部分
③ペダルの部分
こんな接写していたらわからないか…すみません
答えは②鍵盤の部分で、本来はこうなっています↓↓(こちらはグランドピアノの断面モデルです)
写真の黄色い棒は真鍮という金属で、メッキはしてありますが、経年によって錆び、汚れが溜まっていきます
こちらを研磨剤を使い、きれいにしてみましょう
おっ!!ピカピカ
きれいな金色に戻りました
しかし、見た目が綺麗になっただけ?
いやいやいやいや、それだけではありません
実はこの棒、鍵盤のシーソー運動の支点になる部分で、鍵盤はこの棒に突き刺さっているのです。
つまり直接鍵盤と接し、弾くたびに摩擦する部分。
そんな所に錆びやゴミが溜まっていると良くないと思いませんか…?
ピアノにはこんな箇所が、他にもたくさんあるんです
新品のピアノでしたら当然全て綺麗な状態なのですが、年数が経ってくると…
当店ではっ!汚れはもちろん、消耗部品、部品交換後の調整等、丁寧に行った中古ピアノを展示中です
この旗の立っているピアノが目印です
パッと見た外観は、新品とほとんど変わらないのでは…?と思うくらい綺麗になっています。
しかし!中古ピアノで大事なのは中身!
外観ももちろんですが、弾き心地・音色を一番に考え、中身もしっかりと手入れを行っておりますので、自信を持ってご提案しております
先日新たにU3A(1985年製)を展示しました
その他展示機種についてはコチラ
店頭にてお試しくださいませ
各部品がどう動き、どのような関係を持っているのか、こちらでは書ききれないほどありますので、
ご興味のある方は是非岡田まで!お電話お待ちしております