ピアノの部品について!
こんにちは!今日も、千葉がお送りします。
今日は、調律の作業を少し見学させてもらいました。
突然ですが、これが何だかご存知ですか?
この部品は、アップライトピアノのアクションの一部分で、白い楕円形の部分はハンマーと言います。ハンマーは羊毛でできているんですよ。鍵盤を弾くと、アクションが動き、ハンマーで弦を叩きます。その響きが駒を伝って響板を響かせ、私たちの耳に届く音になります。
おっと、長くなってしまいました。
では、もっと奥を覗いてみましょう。
今回は、この赤丸で囲んだ部分についてお話します!
この赤丸で囲んだ部分の白い紐は、「バットスプリングコード」といい、ハンマーが弦を叩いた後、戻ってくる動きを助ける部品で、経年変化によって、次の写真のように茶色く変色し傷んでしまうそうです。
上の写真は、製造から約30年ほどたった状態とのこと。
上の写真のように、すべて手作業で、新しいものを張り付けていきます。(88鍵それぞれに1つづつ、この部品がついているので、88回この作業をするそうです。根気の必要な作業ですね。私は作業に見とれて、途中の写真を取り逃してしまいました。申し訳ありません。)
そして、一つづつ初めのような状態に引っ掛けて完成です!(この作業ももちろん手作業です。)
アコースティックピアノは、沢山の細かい部品からできており、どの部品も大切な部品ですが、アップライトピアノの中の「バッドスプリングコード」は、ハンマーの動きをサポートする重要な部品です。
ヤマハミュージック 新居浜店の、ピアノの調律について詳しく知りたい方はこちらで詳細をご確認ください。また、ヤマハミュージック 新居浜店では、2016年12月26日迄、ピアノ調律&内部清掃・調律キャンペーンを実施中です。
ヤマハミュージックリテイリング 新居浜店(0897-37-2730)まで、お気軽にお問い合わせくださいね!ピアノ愛に溢れる技術者が、大切なピアノをメンテナンスさせていただきます!