ちょっこっと管楽器Q&A!第2回「クリーニングロッドの使い方」
みなさまこんにちは!お店スタッフの猪狩です。
ちょっこ管楽器Q&A!第2回です。
閲覧数が少なくてもこの企画に終わりはありません。知名度を上げたい!
さて、第2回の題名にもありますが、そもそも「クリーニングロッド」って何?という疑問が今回の内容です!
今回もお店で管弦楽器担当の結城監修のもと解説いたします!!(モデルは教室スタッフの賀澤さんです)
楽器を買ったときにケースの中に入っているけど使ったことがない…いつも「スワブ」で済ませている…という方も少なくないかもしれません。
・クリーニングロッドとは…
フルートなどの木管楽器やトロンボーン・トランペットなどの管内を掃除する(水分をふき取る)ためのメンテナンス用品です。プラスチック製・木製・金属製など楽器に合わせて様々な種類・サイズがあり、ガーゼと合わせて使用します。
写真はトロンボーンのクリーニングロッドです。(長い!!)
この「クリーニングロッド」をお使いになられた方で、「あっ!しまった!やっちまった…」なんてことはございませんか?
「クリーニングロッド」にしっかり巻き付けたはずの「ガーゼ」が管の中に残ったまま「クリーニングロッド」だけが抜けてきてしまった…
両端が切れた管であればまだ望みはありますが、トロンボーンのアウタースライド(外管)でこれが生じてしまうと目の前が真っ暗に…慌てて引き出そうにも余計にガーゼが圧縮されて引いても押してもだめな状態に…。
※万が一そのような状態になってしまった場合は、手を付けずそのままお店までご持参ください。
さてそんなことになる前に、クリーニングロッドに安全でかつ抜けにくいガーゼを巻きつける方法をご紹介します。
※写真はフルートのクリーニングロッドを参考にしています。巻き方はどの楽器でも応用可能です。
クリーニングロッドに巻くガーゼを用意します。(右角がA、左角をBとします)
①クリーニングロッド先端の穴にガーゼの4つ角の1つ(A)を4~5センチほど差し込み、左手にガーゼの角(B)を持ちます。
②つまんだ左手をクリーニングロッドの先端より上にします。
③その状態でガーゼを巻きます。
④最後に左手でつまんでいるガーゼをクリーニングロッドに被せます。
⑤形を整えたら出来上がりです。
さぁ、これで準備は完了です。このようにすればクリーニングロッドからガーゼは抜けにくくなり、ガーゼが管の中に取り残される事は少なくなります。
また、この巻き方をすれば「クリーニングロッド」の先端にガーゼのクッションができるため、管に差し込んだ際にクリーニングロッドの先端で楽器を傷つける心配もなくなります!
でも「やっぱり上手く巻けない!」や「トロンボーンの巻き方入れ方の工夫はどうやっているの?」「フルートの頭部管に水滴が残る…」などなど。
管楽器の疑問をお持ちのみなさまは是非、ヤマハ郡山店へご来店ください!
さらに、部活のお友達にもこの記事を紹介してみてくださいね!
次回もお楽しみに。
今回も最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
ヤマハミュージック郡山店ショールーム
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