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2018年8月 5日 (日)

福井健太氏 サックスセミナー&ライブ開催しました!

みなさんこんにちは。

夏が来るとにわかに胸が騒ぎ出す・・・盆踊り大好き、楽器売場の佐々木です。

 

さて、本日は先月開催しましたサックスセミナー&ライブの模様をお伝えいたします!

お招きしたのは・・・

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国内外で活躍されている、サックスプレイヤーの福井健太さんです!CMやドラマでサックスの音が流れてきたら、それは福井さんの音かも!?という位、数多くのメディアでも活動をされています。

 

まずは、マウスピース講座から!

種類が多すぎて何をどう選べば良いのか難しい・・・そんなみなさまのお悩みを解消すべく、福井先生がマウスピースの構造から選び方のポイントまでわかりやすく解説してくださいました!

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↑実際に音色の違いを聴き比べ!

 

私が一番びっくりしたのは、「マウスピースに合った硬さのリードを使わないと一体どうなってしまうのか!?」という実演です。

 

※マウスピースの先端とリードの先端の間にできる隙間のことをティップオープニング(=開き)と言い、開きの大きさにより下記のような違いがあります。

開き 息の消費量 音量 コントロール
狭い 小(疲れにくい) 易しい
広い 大(疲れやすい) 難しい

 

 

 

 

初心者の方がよく選ぶ組み合わせが、「開きの狭いマウスピース+柔らかめのリード」です。なんとなく、息をあまり使わずに易しく吹けそうなイメージですよね。

でも、福井先生が実際に吹いてみると・・・?

 →なななんと、音が出ない~~~~!!!どうして!?!?

 

実は、柔らかいリードは振動幅が大きいため、開きが狭いとマウスピース側にピタッと貼りついてしまい、演奏中に息の通り道を塞いでしまうことがあるんです!これには受講していたみなさんもビックリ!!

 

逆に、開きの広いマウスピースに硬めのリードを合わせると、とても苦しいです・・・。

・開きの狭いマウスピースには、硬めのリードが好相性!

・開きの広いマウスピースには、柔らかめのリードが好相性!

 

「初心者だから柔らかいリード!」と決めつけずに、マウスピースに合った硬さのリードを選ぶことが大切なんですね〜!!

 

この日は、このマウスピース講座以外に「カッコよく吹こう!サックス講座」も開催しました。

無理のない構え方や、オクターブキーを押さないで全音域をしっかり吹く練習、タンギングのコツなどを、みんなで実践練習!

 

そして、セミナーのあとは・・・

 

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お待ちかね!サックスライブを楽器売場のフロアで開催しました!

目の前で繰り広げられる大迫力のサックス演奏に圧倒・・・伴奏音源もご自身で打ち込みされていたり、本当にかっこいいのです!!!

それにも関わらず(?)、福井先生はトークがとても面白いのです!!!

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↑今話題の楽器、ヴェノーバの演奏も!

軽妙なトークで終始笑顔と笑い声に溢れた楽しいライブでした。福井先生、ありがとうございました!

そして、暑い中お越しくださったみなさま、本当にありがとうございました~!

 

約1ヶ月に渡り開催してまいりましたサックスフェアも、残すところ今日1日です!みなさまのご来店をお待ちしております。