「バッハのいろは」セミナーレポート
みなさまこんにちは。楽譜売場の重田です。
毎日寒くて寒くて朝起きるのがツライですよね…。
私、目覚めてもなかなか布団から出られないという日が続き、最近は目覚ましを15分はやくかけるようになりました…。
さて先日、赤松林太郎先生をお招きして「バッハのいろは」という講座を行いました。
とても人気の講座で、地下のホールは満席!!
会場にいたスタッフから話しを聞くと、興味深い話しが盛りだくさんで2時間があっという間だったそうです。
中でも印象に残ったお話が、「♯」と「♭」の捕らえ方についてです。
「♯」は半音上げる、「♭」は半音下げる、という意味の記号ですが、
「♯」 ・・・ 十字架、イバラ、傷 = 受難を意味している
「♭」 ・・・ ブドウの実=天使、祝い = 喜びを表す
という文字の意味合いがあるそうです。
「♯」、「♭」の形をよくよくみてみると、十字架やブドウにみえてきます!!
もちろん、長調や短調の曲によっても様々な解釈があるようですが、
タイトルのない楽曲でも、「喜びや祝福を表す曲」といった意味合いを理解していれば
それに沿った演奏をしなければならないですよね。
こういった作曲の背景やその曲のもつ意味など、様々な角度から解説していただきました。
他にも盛りだくさんの内容で演奏も織り込みながらお話いただきました。
演奏者は様々な知識が必要ですが、こうした意味がわかるとバッハの音楽がもっと好きになると思います♪
次回の「バッハのいろは」は、フランス風とイタリア風について
バッハ「プレ・インヴェンション」を使ってお話いただきます。
※2回目以降の講座は既にキャンセル待ちとなっております。お申込みの方はお店に直接お問い合わせください。
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