リードのお話~その1~ファイルドカットとアンファイルドカット
こんにちは。紅葉の季節になりました。皆さんいかがお過ごしですか?
今日から数回に分けて木管楽器に使用するリードについてお話ししたいと思います。
クラリネットやサックスに使うシングルリードにはファイルドカットとアンファイルドカットが
あるのはご存じですか?ファイルドカットはヴァンプの根元のケーン表皮を削り取る加工のものです。
アンファイルドカットは削り取る加工を施していないものとなります。
音色はというとファイルドカットが音にまとまりがあり、全体的に明るめのことから吹奏楽やクラシックに多く使用され、アンフィルドカットはダークで落ち着きのある音が特徴でジャズやポップスに向いているといわれてきました。現在はその枠にとらわれずリードの種類も多くなっています。最後は自分の吹き心地が良いかどうか、という事でしょうか。
ヤマハミュージックリテイリング北見店ではバンドーレンリードのサックス・クラリネット用トラディショナル・V12、アルトサックス用JAVA2・1/2を取り揃えております。皆様のご来店をお待ちしております。ちなみにトラディショナル・V12はファイルドカット、JAVAはアンファイルドカットになります。
次回はリードの各部の呼び名についてお話ししたいと思います。
それでは芸術の秋、良い時間をお過ごしください。
㈱ヤマハミュージックリテイリング 北見店
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